台風24&25号が直撃する前と後のサンゴの比較映像です。
「台風が来たから水温が下がってサンゴも安心だね。」
と思ってる方がいたらぜひ観てもらいたいです。
前回の記事では「なかゆくい(恩納村)」のサンゴのダメージについて書きましたが、今回は「アポガマ(恩納村)」にも潜ってみたので、比較映像を作りました。
なかゆくいのように折れてしまってるサンゴもたくさんありました。
3割くらいでしょうか。
でもそれ以上に目立ったのが白化でした。
4割くらいのサンゴで白化が始まっています。
水温は29度から25度に下がったのに、なぜ…。
台風直前に確認した時は白化はありませんでした。
急激に温度が下がったのが原因か、
雨で急激に塩分濃度が下がったのが原因か、
時化で透明度が下がって光が届きにくかったのが原因か、
折れて弱ってしまったのが原因か…。
緑の藻みたいなのが付いてるのも気になります。
サンゴに詳しい人に映像を観てもらったところ、水温が高くて弱っていたところに台風による大波が続いた結果、それがストレスになり、数日間光合成も捕食もできず栄養失調になってに死んでしまい、褐虫藻が出て行ってしまったのではないかということです。
一番気になるのは、こうなってしまったらもうダメなのか、それとも再生する可能性が残っているのか。
サンゴは死ぬと藻がつくらしいので、藻がついてるサンゴはもうダメなのかもしれません。
とても綺麗な場所だったのでとても残念です。
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