オリンパスTG-6のフィッシュアイコンバーター「FCON-T02」の水中画角を比較

オリンパスのコンデジ、

TG-6

に取り付けるフィッシュアイコンバーター(ワイコン)、

FCON-T02

を買ったので、画角がどれくらい変わるのか比較してみました。

水中で景観を撮影する場合、画角が広い方が透明度が高くクリアに撮れます。
ところが、水中では屈折率の関係で倍率が約1.33になってしまうので画角が狭くなってしまいます。
そこで、より画角を広げるためにワイドコンバージョンレンズ(通称ワイコン)が活躍します。
(この辺りは色々と誤解も多いので、そのうち詳しい解説記事を書きたいなって思ってます。)

今回使用したFCON-T02は、倍率1.0倍の状態で円周魚眼、倍率0.9倍前後で対角線魚眼になります。
オリンパス純正のワイコンにはFCON-T01というのもありますが、FCON-T01を付けて1.0倍で撮るより、FCON-T02を付けて1.9倍で撮る方が画角が広くなります。

ちなみに、TG-6FCON-T02を取り付けるには、

CLA-T01

が必要なのでご注意を。

また、水深15m以上潜る場合は、こちらの防水プロテクター(ハウジング)が必要になります。

TG6用防水プロテクターPT-059

ところが、ワイコンを付けた状態ではこの防水プロテクターには入りません。
そこで、防水プロテクターに入れた上で画角を広げるには、防水プロテクターに取り付けるタイプのワイコンが必要になります。

オリンパス純正のものとしては、

OLYMPUS 水中ワイドコンバージョンレンズ 約0.6倍 防水プロテクター用 PTWC-01

というものがあります。
ただし、これは重い割にそこまで広角にはならないので、サードパーティーから出ているものをオススメします。
特に、こちら👇のレンズはオリンパスのTG専用に設計されたものなので特別オススメです。

Fisheye(フィッシュアイ)WEEFINE ワイドコンバージョンレンズ UWL-24M52MG

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TG-6の3つの水中ホワイトバランス「浅瀬」「標準」「ディープ」の違いを比較

オリンパスのコンデジ、TG-6が発売されましたね。
TG-5以前との違いのひとつは、水中用のホワイトバランスに、これまでの「標準」に加えて「浅瀬」と「ディープ」が追加されたことです。
早速違いを試してみました。

・浅瀬:水深3m以下
・標準:水深3〜15m
・ディープ:水深15m以上

だそうなので、今回は水深3mと水深15mで、それぞれ「浅瀬」「標準」「ディープ」を撮ってみました。

水中では、深くなるにつれて赤寄りの色が弱くなっていきます。
そのため、深いところで色鮮やかに写すには、赤寄りの色を強調してやる必要があります。

この動画を見ると、浅瀬モードより標準モード、標準モードよりディープモードの方が、より赤寄りの色が強調されているのが分かると思います。
それを理解した上で、どの深さでどのモードで撮るかは完全に好みの問題ですね。

よく分からない場合は、シュノーケリングなら「浅瀬」、スキューバなら「ディープ」にしておけば良いと思います。
私たちのように素潜りで撮る場合は、水深がめまぐるしく変わるので「標準」が良いかもしれませんね。

TG-6は15m防水なので、それより深く潜る場合は防水プロテクター(ハウジング)PT-059に入れて使いましょう。

普通に買う場合は、たぶん電気屋さんやダイビングショップよりAmazonの方が安いです。

TG-6本体

TG6用防水プロテクターPT-059

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